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腰 腰痛の原因



疲労性腰痛
診療ガイド 泌尿器科疾患

「筋・筋膜性腰痛」と重なる部分もありますが、上半身を支えている、脊柱の起立筋といわれる筋群の疲れによる腰痛です。同じ姿勢をずっと続けると、それを支え続けている筋肉が疲労してきます。肩こりも同じ機序で起こるのですが、筋肉が疲れると「だるい」「張った感じ」のような、痛みというより何となく鈍痛がある、などの症状が出ます。立ったり中腰で仕事などを続ける場合でも、椅子に座って仕事や勉強を続ける時にも起こりえます。椅子に座ることも、いろいろな筋肉を使っています。「筋・筋膜性腰痛」は疲労だけでなく筋肉の炎症をきたし、痛みが強いことが多いのですが、この疲労性腰痛はズキズキ痛むようなことはありません。久しぶりに長時間ハイキングをしたあとに腰がだるい、慣れない日曜大工をした翌日に腰が重い、時などはこの疲労性腰痛であることが多いのです。その他、年配の方で背中が曲がってくると、どうしても上半身がいつも中腰のように前方に曲がっているために、曲がり際の筋肉が上半身を支えるために疲れやすくなります。特殊な場合として、パーキンソン病の方は、常に筋肉が必要以上に緊張しているためにどうしても疲れやすく、この疲労性腰痛をきたすことが多いのです。
治療は肩こりとよく似ています。同じ姿勢を続けるなどの原因をまず軽減することです。仕事などで同じ姿勢を続ける必要がある場合は、なるべくたとえ数十秒でもよいので、姿勢を変えて、休む、背伸びをしたり軽く体操をして、腰をほぐす事が大切です。若い時は何でもなかった仕事が、中年になるとこたえてきます。筋肉が柔軟性を失いつつあり、耐久性も少なくなってくるのだと思います。それなりに上手に筋肉を休めてあげる工夫をしてください。休憩時間にはリラックスしたり、適当に運動したり、気分転換を肉体的にも精神的にも行いましょう。家ではシャワーや風呂でゆっくり腰を温め、ほぐす体操を簡単にし、湿布などを貼ってぐっすり眠ってください。腰痛の一般的注意の項で説明させていただいたように、まっすぐ上向きに寝るのは腰痛を増悪することがあります。膝の下に座布団でも入れて膝を曲げるか、斜めあるいは横向きで軽く腰をまるめて寝てください。腰椎の筋肉が安らぎます。



腰 腰痛の原因



下記病名は、主に当院で診療できる病気や疾患です。赤文字の病名をクリックすると、さらに詳しい説明がご覧いただけます。

腰椎椎間板ヘルニア
坐骨神経痛(根性坐骨神経痛)
急性腰痛症(いわゆるぎっくり腰)
脊椎分離症
脊椎すべり症
●脊椎分離すべり症
変形性脊椎症
腰部脊柱管狭窄症
椎間関節症(ファセットペイン)
●腰椎捻挫
筋肉の炎症・捻挫
(筋・筋膜性腰痛症)

化膿性脊椎炎
結核性脊椎炎(カリエス)
●脊椎腫瘍(たとえば骨髄腫・
多発性骨髄腫(ミエローマ)など)
転移性脊椎腫瘍
(他臓器からの癌の転移)
脊髄腫瘍
強直性脊椎炎
内臓疾患(胃潰瘍、胃癌、
膵炎、膵臓癌など)

婦人科疾患
泌尿器科疾患(尿管結石、
腎結石、癌など)

疲労性腰痛
腰痛時の一般的な注意 など
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