後頭神経痛(大後頭神経痛・小後頭神経痛・大耳介神経痛)
頚椎神経の2番目と3番目から出る3本の神経が痛む病気です。ストレスや、後頭部と頚部の筋肉の間で筋肉が緊張して神経が圧迫されることも原因になります。後頭部から頭頂部にかけて、あるいは後頭部から耳の方にかけて、ピリピリ、じんじんした痛みがずっと、あるいは間欠的に生じます。治療としては、ストレスを緩和する、筋肉の緊張をほぐす体操をする、筋弛緩剤、リリカ、ビタミンB12などを用いるといった方法があります。神経が圧迫されている部分にトリガーポイント注射を数回すればよくなることもあります。
大後頭神経は頭の上で三叉神経(さんさしんけい)とつながっているので、大後頭神経痛があるときに目の奥の痛みなど三叉神経痛を生じることもあります。
大後頭神経は頭の上で三叉神経(さんさしんけい)とつながっているので、大後頭神経痛があるときに目の奥の痛みなど三叉神経痛を生じることもあります。