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リウマチ性肘関節炎

 関節リウマチにより肘関節の変形と破壊をきたし、痛みや脱力、可動域制限をもたらす状態です。手関節の関節リウマチは何もしなくても、あるいは手術で固定すれば、力も入り、痛みも和らぐのですが、肘関節は固定するととても不便になり、また、関節の破壊を生じてグラグラになることも多いようです。人工肘関節の成果がまだあまり芳しくないようなので、私は患者さんには手術を勧めず、装具などで対応していますが、なかなか難しいのが現状です。
 やはり関節リウマチは関節の変形、破壊をきたす前に、抗リウマチ薬などできっちりと治療すべきでしょう。総論の「関節リウマチ」もご覧ください。

井尻整形外科井尻整形外科

院長/医学博士 井尻慎一郎
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