棘上筋炎(きょくじょうきんえん)
※このページは、肩の後面の「棘上筋炎」を引用しています。
肩関節周囲炎の一部で肩の上方やや後面に押さえて痛い部位があります。肩を挙上するとこの部分が痛むとき、肩甲骨の上部にあって肩を挙上する働きの棘上筋に炎症があることがあります。棘上筋がさらに腱板の一部になって、上腕骨の大結節という、少し膨らんだ部分に付着します。
治療は一般の肩関節周囲炎に準じますが、この部位へのトリガーポイント注射で痛みがかなり取れることもあります。
これと同じ部位で、押さえると痛みが出るけれど肩を挙上しても痛くなく、首を動かして痛い場合は僧帽筋の炎症(首の側面の「僧帽筋炎、捻挫」です。