頚椎棘上靱帯(けいついきょくじょうじんたい)の炎症あるいは捻挫(ねんざ)
頚椎の一番後ろ中央には棘上靱帯(きょくじょうじんたい)という弾力性のある靱帯があって、頚椎の安定を担っています。この靱帯が炎症を起こすことがあります。原因は下を見続けたり、パソコンやスマホを続けたりして同じ姿勢を続けた場合や、たまたま変な寝方をした翌日などに起こります。捻挫もあります。湿布やクリームや消炎鎮痛剤の服用、痛みが強ければステロイドホルモンの注射が効果的です。強いマッサージは逆効果で、痛くてもゆっくり動かして、徐々に動かす範囲を広げていく方が早く治ります。