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三角骨障害(足関節後方インピンジメント症候群)

 バレエダンサーが足関節を思いっきり底屈したときにしばしばアキレス腱の奥の方に痛みを生じる病気です。サッカーなどのスポーツ選手にも見られます。これは足関節の中心にある距骨という骨の後ろにできる三角骨という過剰骨が邪魔になり、足関節を強く底屈すると踵骨と脛骨後部にはさまれて痛みを生じるものです。私はこの病気の経験がありませんが、見逃しているのかもしれません。まずは湿布やストレッチをして、一度はステロイドホルモンの注射を試みるべきだと思います。どうしてもバレエやスポーツに支障があるときは手術で三角骨を除去しますが、最近では内視鏡で小さな傷と小さな侵襲(しんしゅう)で手術をする医師がおられるようです。

井尻整形外科井尻整形外科

院長/医学博士 井尻慎一郎
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