関節ネズミ 軟骨は栄養と酸素を関節液から吸収します。それゆえ何らかの原因で関節表面からはがれ落ちた軟骨が死滅しないで関節液中で育つことがあります。関節内で動き回るために「関節ネズミ」と呼ばれます。関節を動かしたときの痛みや、時々引っかかって動かなくなる、また外れて動くようになるなどの症状があります。野球肘の外側型(「離断性骨軟骨炎」)や膝関節で 離断性骨軟骨炎 を生じて軟骨がはがれ落ちて関節ネズミになり、手術で1個からかなり多くの関節ネズミが摘出されることがあります。